最近、金の価格が世界的に上昇しているのをご存じですか?
2021年には、1グラムあたり約6,900円が相場だった金の価格は、2025年には約15,900円まで値上がりしています。
金が値上がりしている背景には、一体どんな事情があるのでしょうか?
また、金は資産としてどのような特徴があるのでしょうか?
どんな方法で運用するのが良いのでしょうか?
今回の記事では、資産としての金について、価格高騰の背景や、今後の動向、賢い運用方法を余すところなく解説させていただきます。
<目次> |
金が資産として優れているところ
現金、預金、有価証券、不動産、マイカー、特許、著作権、などなど、資産と呼ばれるものにはさまざまな種類があります。
その中で金は、実物資産と呼ばれ、金融資産などに比べて価格が暴落しにくく、インフレや経済不安時に価値が上昇する傾向があり、資産の分散やリスクヘッジに役立つとされています。
この章では、金の資産としての特徴や、優れている点などをみていきましょう。
金の資産としての強み
①価値がゼロになりにくい
金は世界共通で価値が認められており、紙幣や株式のように発行元が破綻して無価値になるリスクがありません。
人類が数千年にわたり装飾品や貨幣として利用してきた金は、世界中でその価値が認められています。
②インフレに強い
通貨の価値が下がる(インフレが進む)と、相対的に金の価格は上がりやすくなります。
過去のハイパーインフレや通貨危機でも、金は購買力を守る手段として機能しました。
③世界共通で取引できる流動性
金は国や地域を問わず売買でき、価格もほぼ国際相場に連動しています。
地政学的リスクや為替変動に影響されにくく、海外でも資産として通用します。
④無限に増やせない希少性
金は人工的に大量生産できず、採掘量にも限りがあります。
そのため、供給量を調整して価格を変動させる、といった手段を取りにくい資産でもあります。
この希少性があることで、金は長期的に価格が変動しづらい資産となっています。
⑤リスク分散効果
金は、株や債券と異なる値動きをする傾向があり、保有する資産のリスクを下げる効果があります。
株価が下がる局面や金融不安時に価格が上昇するケースが多く、投資家の間では「有事の金」とも呼ばれています。
⑥無国籍資産
金は、特定の国の経済や政策に依存せず、政治的混乱や戦争などの非常時にも価値が失われにくいという特徴があります。
金・株式・不動産の比較表
項目 | 金 | 株式 | 不動産 |
---|---|---|---|
価値の安定性 (資産保全力) |
非常に高い。 長期的に価値がゼロになりにくい。 |
中程度。 企業の業績や景気に左右される。 |
高め。 土地価値は安定しやすいが地域依存性あり。 |
インフレ耐性 | 強い。 通貨価値下落時に価格が上がりやすい。 |
一部は強いが、業種・企業による。 | 家賃収入や資産価値がインフレで上昇する可能性あり。 |
収益性 (キャッシュフロー) |
なし。 保有しても利息や配当はない。 |
高い可能性あり。 配当・株価上昇益が得られる。 |
家賃収入が見込める。 |
流動性 (換金のしやすさ) |
非常に高い。 世界中どこでも現金化可能。 |
高い。 証券市場で売買可能。 |
低い。 売却に時間・手間がかかる。 |
価格変動リスク | 中程度。 長期では安定、短期では上下あり。 |
高い。 市場や企業の影響を強く受ける。 |
中程度。 景気や地域市場の影響あり。 |
管理コスト | 低い。 保管・保険料程度。 |
ほぼ不要(証券口座維持費程度)。 | 高い。 固定資産税・修繕・管理費が必要。 |
国や地域の影響度 | 低い。 無国籍資産。 |
高い。 国内外の経済政策・政治に左右される。 |
高い。 立地する国や地域の制度に依存。 |
長期保有のしやすさ | 非常に高い。 劣化せず保管容易。 |
高いが企業の存続リスクあり。 | 高いが維持管理の負担あり。 |
2025年は最高値!4年で2倍以上!金の買取価格が上昇中
2021年からの直近4年間で、金の価格が高騰しています。
特に2025年初からの上昇が顕著で、投資や資産運用の観点からも「売るタイミング」として注目される局面といえます。
この章では、金の買取価格の動向と、価格が高騰している背景などについてみていきましょう。
国内(日本)での動向
年ごとの平均買取価格を見ると、2021年から2025年まで一貫して上昇しています。
平均買取価格の推移
年 | 平均買取価格 |
---|---|
2021年 | 約6,900円/g |
2022年 | 約8,300円 /g |
2023年 | 約9,600円 /g |
2024年 | 約12,700円/g |
2025年 | 約15,900円/g |
※インゴット(延べ棒)換算
2021年からの4年間で、金の価格は2倍以上に伸長しています。
なぜ金の価格が高騰しているの?
金価格は、世界的に記録的な高さに近づいています。
金の価格が高騰しているということは、その他の資産の価値が不安定になっているということの裏返しでもあります。
アメリカでの経済減速や金融政策への見通しが不透明なことから、投資家が安全資産として金に注目しており、金需要の高まりに伴って価格も上昇しているという状況です。
アジア市場でも金価格は上昇しており、特にインドや中国では、値上がりを受けて取引が活発になっています。
金を使った資産形成
金には、資産価値がゼロになりにくい、インフレに強い、世界的に価値が安定している、といった特徴があることから、「有事の際に、今ある資産を守る」という目的で運用されることが多いです。
そんな金を使った資産形成は、どのように行うのが賢いのでしょうか?
この章では、金を使った資産形成の方法について一緒にみていきましょう。
金を資産として活用する方法3選
①金を現物で保有する
文字通り、購入した金そのものを、金庫などで保有する方法です。
例
- 金地金(インゴット)
- 金貨(カナダメイプルリーフ、ウィーン金貨など)
- 金製ジュエリー(純度が高いもの)
メリット
- 現物を保有しているので、いつでも現金化できる
- 世界中で現金化が容易
- 価値がゼロにならない
- 保有しておくと、インフレなどのリスク回避に役立つ
注意点
- 保管場所の確保が必要(盗難・災害リスク)
- 売買時に手数料が発生する
- 小口での売買はコストが割高
②金を金融商品で保有
最近では、金関連の金融商品も登場しています。
金融商品としておくことで、保管上のリスクなどを避けられるメリットがあります。
例
- 金ETF(上場投資信託)
- 純金積立(毎月一定額を買い付ける)
- 金価格連動型投資信託
メリット
- 少額から始められる(純金積立なら月3,000円程度〜)
- 保管リスクがない
- 流動性が高く、売買が簡単
注意点
- 元本保証はない(価格変動リスク)
- ETFや投信は信託報酬がかかる
- 現物の引き出しには別途費用が必要
③金関連企業に投資する
最近の金相場の値上がりに伴って、金関連企業の業績もアップしています。
それに伴って、金そのものへの投資以外に、金関連企業へ投資をする人も増えています。
例
- 金鉱山会社の株式
- 金採掘、精錬企業のETF
メリット
- 金価格の上昇に伴って株価が大きく上がる可能性
- 配当が得られる銘柄もある
注意点
- 企業業績や経営リスクの影響を受ける
- 金価格と関連企業の業績は完全に連動しているわけではない
まとめ 〜金の賢い使い方〜
金を資産として活用する場合は、以下のような形で利用するのが推奨されています。
- 資産全体の5〜15%を金で保有する
- 株や債券が不安定な時期に金が価格を維持或いは上昇することで、全体の資産変動を緩和
金は、安定性が高く、何かあった時にリスクを回避してくれる優れた資産といえます。
一方で、収益性はそれほど高くなく、保有していても配当があるわけではありません。
そのため、多くの人は、金を「資産を増やしてくれる能動的な資産」としてではなく、「困った時にリスクを分散できる保険」として活用しています。
資産には、それぞれの商品ごとに特性があります。
目的に応じてさまざまな資産を保有しておくことで、よりリスクを分散でき、かつ効率の良い資産形成が可能になります。
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金は、有事の際に価格が変動しづらいという特性があり、何かあったときに自身の資産が目減りするのを防いでくれます。
しかし一方で、金はキャッシュフローを生み出しづらく、従って収益性があまり高くないという特徴があります。
言ってみれば金は、「資産を守る盾」のようなもの。
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