衰退するパチンコ業界 2022年は過去最悪ペースの閉店ラッシュ|パチンコ店員からの転職事情

パチンコ業界からの転職

ここ数年、コロナ禍や出玉規制強化の煽りを受け、パチンコ店が全国的に凄まじい勢いで閉店しています。

パチンコ業界は1990年代をピークに市場規模が縮小を続けており、衰退に歯止めがかからない状態です。

パチンコの市場規模は2022年現在、ピーク時の半分以下まで縮小しています。

今回の記事では、パチンコ業界の衰退の原因と、パチンコ業界のこれからについて、およびパチンコ店員からの転職事情について以下の見出しで解説しています。

 

  1. パチンコ屋の閉店ラッシュが続いている原因
    1-1.コロナ禍で客足が遠のいた
    1-2.ギャンブル性の低い新規則機への移行
    1.3パチンコ店の全面禁煙
  2. これからどうなる?パチンコ屋の未来
    2-1.市場規模1995年30兆円→2022年14.5兆円
    2-2.1995年 全国18,000店→2022年 8,500店
    2-3.遊戯人口1995年190万人→2022年90万人
    2-4.国や警察庁の規制強化
  3. パチンコ店従業員に多い転職理由
    3-1.労働時間が長い
    3-2.キャリアチェンジが難しい
    3-3.客層が悪くクレームが頻発する
    3-4.足腰を痛めやすい
  4. パチンコ屋からの転職は意外と難しい
    4-1.パチンコ店員は高収入。それがアダに…。
    4-2.パチンコ屋で得られるスキルは”ツブシ”がきかない
  5. 独立起業は高収入の近道。しかし5年継続率は40%
    5-1.フランチャイズで独立という選択肢も
  6. おそうじ革命のオーナーには元パチンコ店従業員が多数
  7. 掃除の仕事とは|清掃は感謝が利益に変わる仕事
  8. パチンコ業界やおそうじ革命の連動画
    8-1.ぱちんこ業界の危機!リストラに備えろ!お掃除フランチャイズ おそうじ革命
    8-2.おそうじ革命とは

1.パチンコ屋の閉店ラッシュが続いている原因

ここ数年で全国のパチンコ屋さんの閉店が相次いでいます。

特に2022年は、他の年と比べても廃業した店舗が多く、8月時点で2021年の廃業店舗数を上回るなど、顕著にパチンコ店が減った年でもありました。

パチンコ店の閉店ラッシュが続いている背景には、以下のような原因があります。

1-1.コロナ禍で客足が遠のいた

コロナ禍で休業するパチンコ店が増え、客足が遠のいたことが、パチンコ屋の閉店ラッシュに拍車をかけています。

コロナ禍では緊急事態宣言やまん延防止措置などが繰り返し施行され、パチンコに通う人が減りました。

減った客足はコロナが落ち着いてからも回復せず、結果、経営が行き詰まったお店が多くありました。

1-2.ギャンブル性の低い新規則機への移行

全国のパチンコ店は2022年1月以降、5号機と呼ばれる型式の機種を採用しています。

この5号機では、旧式の4号機と違い、大きく賭けて大きく勝つことができなくなったといわれています。

使うお金が少なくなった分、勝った時の儲けも少ないことから、ギャンブル性が低くなり、ユーザーの射幸心が刺激されにくくなりました。

その結果、パチンコに面白みを感じなくなり、パチンコそのものをやめてしまう人が続出しています。

1-3.パチンコ店の全面禁煙

2020年4月1日に改正健康増進法が施行され、全ての施設は屋内原則禁煙となりました。

パチンコ屋も例外ではなく、昔のようにホールでスパスパと煙草を吸うことは現在はできなくなっています。

この全面禁煙が客離れをさらに加速させたという見方もあるようです。

お店によっては加熱式たばこのみ喫煙できるところもありますが、それだけでは遠のく客足に歯止めはかからないようです。

2.これからどうなる?パチンコ屋の未来

パチンコ業界は1995年をピークに、年々市場が縮小傾向にあります。

パチンコ業界の未来は一体どうなってしまうのでしょうか?

この項では、パチンコ業界の現在と、これからの予測について解説しています。

2-1.市場規模1995年30兆円→2022年14.5兆円

パチンコ市場は1995年に最盛期を迎え、経済効果は30兆円といわれていました。

しかしその後、約30年で市場規模は50%以下に縮小しています。

2-2.1995年 全国18,000店→2022年 8,500店

全国のパチンコ店の数も、1995年には18,000店舗でしたが、2022年には8,500店まで減少しています。

特にここ数年は閉店ラッシュが続き、2022年には過去最悪のペース(上半期で約500店舗)でパチンコ店が廃業しています。

2-3.遊戯人口1995年190万人→2022年90万人

パチンコの遊戯人口も、1995年には約190万人いましたが、2022年には半分以下の約90万人にまで減っています。

しかも、競馬や競艇など、その他の公営ギャンブルの遊戯人口は増えている中、パチンコの遊戯人口だけが減少を続けています。

2-4.国や警察庁の規制強化

国や警察庁によるパチンコ店の締め付けも、ここ数年でより激しくなっています。

そして今後もさらに厳しくなっていくと予想されます。

国の統計によると、ギャンブル依存症患者は国内に約70万人いるとされています。

また、依存症の疑いのある人までを含めると、その数は約320万人に達するそうです。

日本のギャンブル依存症患者の数は、諸外国と比べても多いため、国も本格的な対策を急いでいることから、今後もパチンコ店の窮地は続きそうです。

3.パチンコ店従業員に多い転職理由

パチンコ業界は離職率が高く、約半数の人が入社後3年以内に離職しています。

ここでは、パチンコ店従業員から転職した人に多くみられる転職理由をご紹介します。

3-1.労働時間が長い

パチンコ屋から転職しようと思った理由として一番多く挙げられるのが、パチンコ屋の労働時間の長さです。

人によっては1日18時間労働、月300時間労働したという人もいるようです。

3-2.キャリアチェンジが難しい

パチンコ店の仕事は特殊性が高く、他の仕事で役に立つようなスキルが得られないことから、キャリアチェンジが難しい職種といわれています。

長く業界で働くほど転職が難しくなるため、早期に退職を希望する人が多く、離職率もその他の仕事に比べて高くなっています。

3-3.客層が悪くクレームが頻発する

元パチンコ店員に多い転職理由として、パチンコ店の客層の悪さも挙げられます。

ギャンブルでは大きなお金が動くので、夢中になって我を忘れてしまい、負けが込むと逆上する人もいます。

信じられないようなクレームが頻発するため、心身ともに疲れて辞職してしまう店員さんが多いようです。

3-4.足腰を痛めやすい

ドル箱や出玉を運ぶ作業は、想像以上に体力を使うため、膝や腰を痛めてしまう人も多くいます

足腰の痛みは、年齢を重ねるにつれてどんどんつらくなり、仕事を続けるのが難しくなります。

そのため、定年までパチンコ店を続ける人はごく少数です。

4.パチンコ屋からの転職は意外と難しい

パチンコ店員からの転職は意外と難しく、転職活動に苦しむ人も少なくないようです。

パチンコ店員からの転職が難しい理由には、以下のようなものがあります。

4-1.パチンコ店員は意外と高収入。それがアダに…。

パチンコ店員の平均年収は約530万円で、その他の仕事よりも賃金が高い傾向にあります。

そのため、転職先の仕事によっては生活水準を下げることになってしまいます。

一度慣れた生活のレベルを下げることは難しく、給与が同水準の仕事は競争率が高い”狭き門”のため、転職活動に難航する人が多いようです。

4-2.パチンコ屋で得られるスキルは”ツブシ”がきかない

パチンコ屋の業務で得られるスキルは、ツブシがきかないといわれています。

前項でも触れましたが、パチンコ店での業務は特殊性の高いものが多く、その他の仕事とシナジーが少ないため、仕事で得たスキルを転職の際の強みにできないというデメリットがあります。

5.独立起業は高収入の近道。しかし5年継続率は40%

高い収入を得るには、企業で勤め人になるよりも、独立して起業した方が確実です。

起業して社長になったり、個人事業主として仕事を受けるようになると、利益のほとんどを自分の給料にすることができるためです。

しかし、経営を軌道に乗せることができる人は少数です。

1から自分で起業した場合の5年継続率は約40%、10年継続率は25%で、4人に1人が10年以内に廃業しています。

5-1.フランチャイズで独立という選択肢も

起業には、フランチャイズ加盟という選択肢もあります。

フランチャイズとは、企業にロイヤリティ(加盟金)を支払う代わりに、その企業のブランドイメージや販促経路など、蓄積してきたビジネスの成功ノウハウを利用できる契約を指します。

有名どころですと、コンビニチェーンのセブンイレブンや、ファストフードのケンタッキーフライドチキンなどもフランチャイズ事業を展開しています。

フランチャイズのメリットは、企業のブランドイメージを借りられること。

誰も知らないお店を1から起こすよりも、有名なブランドの看板を借りて商売を始める方が成功率は高くなります。

事実、フランチャイズの5年継続率は70%で、1から起業した場合よりも大幅に高くなっています

6.おそうじ革命のフランチャイズ加盟店のオーナーには元パチンコ店従業員が多数

ハウスクリーニングのおそうじ革命も、フランチャイズ事業を展開しています。

おそうじ革命から独立したオーナーの中にも、元パチンコ店勤務だった方がたくさんいます。

ここでは、おそうじ革命から独立した元パチンコ店従業員の方の声を紹介します。

 

「学生時代のバイトの延長で正社員になりましたが、私が勤めていたパチンコ店はとにかく残業が多く、毎日が激務でした。何度も転職を考えましたが、給料がよかったため、その他の仕事に移る決心がつかずにぐずぐずしていました。が、ついに5年前、仕事のストレスがたたって不眠症を患い、退職しました。

おそうじ革命に加盟してからは、毎日9時〜17時くらいで仕事をして、日付が変わる前に眠るという、非常に規則正しい生活を送ることができています。不眠症もほぼ完治し、清々しく健康的な日々を過ごしています。」(35歳)

 

 

「『パチンコ店員は転職に苦労する』と聞いていたので、早めに転職しようと思っていました。が、その予想以上に転職活動は難航しました。

資格やスキルを持っていない元パチンコ店員を欲しがる企業はほとんどなく、仕事は全然決まらないまま、いよいよ失業保険が切れるというタイミングで、独立する決意を固めました。

おそうじ革命に加盟して今年で3年になりますが、月商は150万円を超え、パチンコ店で働いていた頃よりも多くの収入を得ています。

充実した日々を送っている今、あの時、他の企業に就職するのではなく、独立という決断をした自分を褒めてあげたい気分です。」(28歳)

7.掃除の仕事とは|清掃は感謝が利益に変わる仕事

誰もが嫌がる汚れた現場に率先して飛び込み、清潔な状態を回復する清掃という仕事は、世の中になくてはならない仕事です。

そして、汚い場所や物をキレイにすることで、対価をいただくと同時に、多くの人から感謝もされます。

「キレイにしてくれてありがとう。」

「ピカピカになって感動した!」

「落ちないと思ってた汚れがキレイになって嬉しい。」

「いつもありがとう。またお願いね。」

そんなお客様からの感謝の気持ちが、利益に変わる仕事

KIREIを通じて世の中にたくさんの笑顔を生み出し、人々の幸福感を高める仕事。

それが清掃という仕事です。

数十年前の「清掃業=3K」のような暗いイメージは無くなり、市場拡大と共に、明るい業界へと変化しました。

パチンコ店従業員から、転職起業を考えている皆さん。

私たちKIREI produceとともに、世界中をKIREIにしませんか?

そして一緒に、世の中を笑顔で満たしましょう。

皆様からのご相談、ご連絡を、おそうじ革命はいつでも、熱意を持ってお待ちしております。

8.パチンコ業界やおそうじ革命の連動画

 

おそうじ革命とは