2020年初め頃から流行した新型コロナウイルスの影響もあり、ここ2、3年で個人事業主として業務委託形式で働く方が急増しました。
しかし、人気がある働き方ではあるものの業務委託形式がどんな働き方なのか、またメリットやデメリットなどはあまり知られていないことも少なくありません。
この記事では、現在も人気の業務委託とはどんな働き方なのかをご説明して参ります。
業務委託はどんな働き方？
業務委託とは、仕事をお願いしたい発注者から、仕事を引き受ける受注者へ仕事を委託することです。
一例では、企業からロゴやイラストの制作、ライティングを受注したり、飲食物や荷物の運搬など様々な業務委託の形式が存在します。
業務委託のメリット・デメリット
業務委託のメリット
1、働く時間、場所にとらわれない
業務委託形式の働き方は働く時間・場所などが基本的には自由であるため、自身の都合に合わせた働き方が可能です。
2、人間関係に悩みにくい
業務委託では関わる人間が少ない傾向があるため、人間関係のトラブルが起きにくい点も魅力の一つです。
3、努力次第でどこまでも収入を伸ばせる
業務委託の働き方では、企業に雇用されていたときのような労働時間の制限は無く、ご自分が頑張った分だけ成果として収入に反映されます。
業務委託のデメリット
1、収入が安定しにくい
業務委託形式で働く上でネックなのが収入が安定しにくいことです。
一定期間の契約から単発での契約まで業務により異なりますが、契約満了後は収入が途絶えることになるため、継続して仕事を受注できるような工夫が求められます。
2、「労働者」として扱われない
業務委託で働く場合は「労働者」ではなく「個人事業主」とみなされます。
そのため、会社員などが加入できる雇用保険や労災保険には加入できない点には注意が必要です。
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