【ポストコロナ】旅行業界は今どうなっている?|旅行業からの転職について

【この記事の概要】

新型コロナウイルスの世界的な蔓延で、最も打撃を受けたのは旅行業界です。

日本でも、名の知れた有名な旅行会社がいくつも倒産しました。

また、廃業は免れても、大規模なリストラを断行せざるをえないなど、経営の危機に立たされた会社は、数えればキリがないほどです。

 

コロナの猛威が多少和らいできた昨今、旅行業界の景況はどのような状態になっているのでしょうか?

 

今回の記事では、旅行業界の最新事情と、旅行業からの転職などについて、以下の見出しで解説しています。

 

ホテル業界の最新事情

ホテルマンからのキャリアの選択肢

ホスピタリティを活かす!ハウスクリーニングのご紹介

 

ホテル業界の最新事情

 

新型コロナウイルスの蔓延以降、旅行業界は壊滅的な被害を受けました。

2023年2月現在、世界的に渡航制限が解除され、日本でも旅行業者を救うべく、全国旅行者支援などの公的支援を実施しています。

そんなホテル業界の現在はどのような状態なのでしょうか?

インバウンドは回復傾向

インバウンド需要とは、日本における外国人観光客の旅行需要のことであり、「海外から日本を訪れる訪日外国人の消費」を意味する用語です。

2023年のインバウンド需要は4兆9,580億円となる予測があり、コロナ前を上回る計算となりそうです。 

昨年10月以降、海外からの旅行客は急速に戻っており、最新の今年1月の訪日外客数は2019年同月比で-44.3%と半分以上の水準まで回復しています。

政府はインバウンド需要の高付加価値化を目指し、2019年の外国人旅客一人当たりの消費額15万円を上回る20万円をポストコロナの目標数値としています。

ホテルマンは求められるスキルが多くなっている

インバウンド需要が伸びている中、ホテルマンに求められるスキルは増えています。

例えば、外国人旅行客とコミュニケーションを取るための語学力や、ECサイトやマッチングサイトなどを利用した予約の処理などに関わるITスキルなどです。

そのため、最近では多言語を話せる外国人のホテルマンを雇用するホテルも増えています。

かたや、日本人の旅行需要は減少傾向にあり、消費の冷え込みなどで国内旅行需要も縮小気味です。

こうした背景から、旅行業界は今後、日本人スタッフの雇用を減らし、外国人スタッフを増やす戦略に乗り換える可能性があります。

 

ホテルマンからのキャリアの選択肢

ホテルマンというキャリアは、転職においてどのような価値があるのでしょうか。

また、ホテルマンから他業種へ転職する場合は、どのような仕事を選ぶと良いでしょうか。

この項ではホテルマンのキャリアアップや転職について解説します。

ホテルマンからのキャリアアップ

ホテルマンとしてキャリアアップをするためには、語学力やコミュニケーションスキル、ITリテラシーなどを高めることが大切になります。

特にインバウンド需要が伸びているいま、旅行客の多くは外国人となっています。

あらゆる国の人とコミュニケーションをとるためには、最低でも共通語である英語に関して、日常会話程度はできるようになっておく必要があるでしょう。

また、ホテル業界におけるキャリアプランは大きく2つに分けられます。それが、ゼネラリストとスペシャリストです。ゼネラリストは多岐にわたる業務をこなす人材であり、スペシャリストは専門的な知識・技術を持った人材です。

ホテルマンから他業種へ 転職のヒント

ホテルマンから他業種への転職は、ホテルマン時代に培ったスキルが活かせる仕事を選ぶと良いでしょう。

例えば宿泊業は最高レベルの接客スキルを身につけられる業界でもありますので、ホテルマン時代に身につけたおもてなしの精神を生かして、高級飲食店や結婚式場スタッフなどに転職する人も多いようです。

また、語学力を生かして貿易関係の仕事に就く人もいます。

 

ホスピタリティを活かす!ハウスクリーニングのご紹介

ハウスクリーニングのフランチャイズチェーンおそうじ革命

ハウスクリーニングは、ホスピタリティ精神が重要となる仕事です。

お客様の求めていることは何か、どのようなサービスを希望しているのか、どのような汚れ・ニオイに困っているのか、そうしたお客様の求めるものを、コミュニケーションを取りつつ自然に引き出し、さらにそれを解決するためにどう行動すればいいのか、それを瞬時に考え実行することがハウスクリーニングでは大切になります。

元ホテルマンの経験が活きる仕事

ホテルマンは、旅行に来たお客様に心からくつろいでいただくために、さまざまなおもてなしをするのが仕事です。

お客様が求めるものはなんなのか、お客様の行動にはどのような心理が働いているのか、そういったことを観察・推測し、適切なアクションを起こす。ホテルマンには、こうした洞察力、コミュニケーションスキルが必要といわれています。

そしてこれらのスキルは、そっくりそのままハウスクリーニングという仕事にも活かすことができます。

お客様の求めるものを探り出し、適切なアクションを起こす。ホテルマンとハウスクリーニングのサービスマンは、根底の部分で必要となる資質が同じなのです。

 

 

 

 

ホテルマンからの転職を考えている皆さん。

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